武蔵野だより
石神井公園のテングチョウ
テングチョウ♂
6月2日(土)晴 梅雨の季節も目前、せっかく晴天に恵まれたので、ミドリシジミでも拝んで来ようと、石神井公園にぶらり出かけた。といっても、三宝寺池周辺を中心に小一時間ほど散策しただけ。もう日は高く昇り、気温もかなりあがっていた。ミズイロオナガ、ミドリ、ウラナミアカなどが、樹木の下草などにじっと休息しているところに遭遇出来ればと思っていたのだが、見事にからぶりに終わった。ウラナミアカとミズイロオナガが高い樹木の上の方を飛翔する姿を遠目に見かけたばかりだ。ほんとうに出かけた時間が悪いのか、チョウばかりではない、とにかく<な〜んもいない>という印象が強い。確かに、アゲハ、キアゲハ、ジャコウアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハはいる。アカボシゴマダラも見かけはする、モンシロ、モンキ、キチョウ、いつものコミスジはいるし、ヒカゲチョウやヒメジャノメも、ヤマトシジミやベニシジミもいる。それでも、カメラに何一つ収めずに手ぶらで帰るのかと思っていたら、一頭のテングチョウがやってきた。チョコチョコ動きまわっているので閉口だが、きっと♂だろう。どうしても、<今度は早起きして来よう>という気にならない。
武蔵野だより
庭前のアカボシゴマダラ
アカボシゴマダラ春型♂
5月15日(火)晴天 出がけに玄関門扉わきの雑草にアカボシゴマダラを発見。携帯で撮影した。全体に白く、翅も傷んでいるようだったが、水彩絵の具を水でぼかしたような赤味が目についた。春型から夏型へ移行する時期のものだろう。いつころからだろう。あっゴマダラと思って近寄るとアカボシゴマダラでしかない状況が訪れたのは。